勉強につまずく人のための英語学習ブログ

TOEICを3カ月で400点から900点にあげ、外資系企業に入社した筆者の体験を元にした英語学習ブログです。現在は人材領域で会社経営。

英語学習を目的として、異文化交流をするときに気をつけるべき大事な注意点

英語能力をあげるためには、実際に英語スピーカー、特にネイティブと実際に話すことは有効な施策です。(実際の学力的な問題ではTOEIC900点超えるくらいまではネイティブと話してもあまり学習効果は少ないです。ただし自分のできなさを痛感できるのでモチベーションにはなります。)

 英会話するだけではだめだよ....

英語学習を目的として外国人と交流したいという人も多くいるでしょう。特にアメリカ人やイギリス人、オーストラリア人と英語を話すことを目的として友達になりましょう~とSNSやハブなどのバーで話をしている人をよく見かけます。

今回は、英語の勉強のために外国人の友達を作ろうとする人に気をつけてほしい注意点をお話ししたいと思います。

1. 相手にもメリットを提供しよう

英語学習に限らず、ビジネスでも普段の生活でもそうですが、ただ英語を教えてくださいという姿勢では、相手にとってまったくメリットがありません。そのため、自分からも何か相手にとってメリットになることを提供しましょう。

Langage Exchange (ランゲージ エクスチェンジ)など、お互い学びたい言語と教えられる言語のニーズが一致している場合は、そちらを利用するのがよいでしょう。Langage ExchangeはWebサイトや、学生ならば大学の掲示板や事務所で探せるので利用してみてください。

英作文のみだったらこちらのサイトがおススメです。

lang-8.com

こちらのLang-8というサイトは文章をお互い添削しあうサイトです。英語に関していうとユーザー数が一定以上いるのでなかなかいいフィードバックを受けることができます。英作文に集中する人は、英語を学ぶ人口の中ではあまり多くはないかもしれませんが、その分英語学習をがんばる仲間もいるのでおススメだと思います。

 

2. 相手は英語の教師ではないことに注意しよう

異文化交流(?)で学ぶ英語は正しい英語でないことに注意しましょう。相手は英語の教師でない限り、あなたの発音や文法、単語の間違いを指摘することはなかなかないでしょう。また、英語の先生は仕事で英語を教えることに疲れているのでプライベートまで、英語をきちんと教えることは少ないと思います。

よく、英語を教えている先生複数人とお話しする機会があるのですが、日本人は英語のレベルが低すぎて、英語の細かい点を修正するレベルにすらまだいたっていないとのことでした。(他国で教えている先生に聞くと日本だけ英語力が低いのはとても残念ですが...)

英語を一緒に話してくれる外国人は自分の話す英語のアウトプットの場だと割り切るようにしましょう。

 

3. ただ会話するだけではほとんど意味ないことに気をつけよう

ただ、会話をするだけでは、本当に意味はありません。終わった後に新しい知識が1つでも入っていたらそれはいいことですが、ほとんどの場合が残念ながらそうはなりません。会話というのは、いわゆるテストみたいなもので自分の力試しになって現状を把握できるが、能力の向上にはつながりにくいです。

とにかくスクリプトのある状態で繰り返し、同じ文章を読むことを心掛けてください。そうすることが英会話上達の近道です。

 

英語学習と国際交流をはき違えないようにしよう

外国人と仲良くなることが目的だとしても英語ができないと真のコミュニケーションは生まれません。日本語がほとんどできないサウジアラビア人と、心を通わせて理解しあえた!と言えるでしょうか?たとえスポーツをしていても言葉を交わせなければなかなか相手のことは理解できないでしょう。

英語を学ぶことをとにかくめんどくさがらずにしっかりと勉強を継続して行っていきましょう。